【へぇ～】パリ五輪はセーヌ川など観光名所が舞台　サーフィンはタヒチで分散開催

[2021年8月9日10時4分 ]

＜東京オリンピック（五輪）：閉会式＞◇8日◇東京・国立競技場

東京五輪の閉会式で、24年に夏季五輪が開催されるパリの映像が流され、機運の高まりを伝えた。

一部はライブ中継で、エッフェル塔周辺を空軍機が飛び、晴天にフランス国旗と同じ青白赤のトリコロールのカラースモークがたなびいた。映像では、BMXに乗った若者が競技施設や観光名所を巡って魅力を発信。パリ五輪で新競技として採用のブレイクダンスも披露された。エッフェル塔近くに設置された特設会場には多くの人が集まり、フランス国旗を振った。柔道男子100キロ超級のテディ・リネールも壇上で盛り上げ役を買った。「ありがとう、東京！　メルシー、東京！」と記された看板も披露され「平和の祭典」のバトンを受け取った。

パリ五輪では、開放感や市民参加型をコンセプトに、開会式の入場行進は選手を船に乗せてセーヌ川で行う斬新な構想を温める。会場群は市の中心に近い地区と、北のサンドニ地区に分かれ、95％が既存か仮設。会場の8割が選手村から30分以内にあり、セーリングはマルセイユ、サーフィンはフランス領ポリネシアのタヒチで分散開催する。会期は7月26日～8月11日で、組織委員会予算は39億ユーロ（約5070億円）。東京大会から1減の32競技で出場枠は史上初めて男女同数となる。

https://www.nikkansports.com/olympic/tokyo2020/news/202108090000110.html