「どのツラ下げて出演依頼してんだ」 キンプリ、3年ぶり『紅白』出場もファン複雑… 禍根残すNHKのトイレ報道

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「どのツラ下げて出演依頼してんだ」キンプリ　3年ぶり『紅白』出場もファン複雑…禍根残すNHKの「トイレ報道」

11月14日に発表された『第76回NHK紅白歌合戦』の出場者。注目されたSTARTO ENTERTAINMENTからはKing＆Princeのみ出場することとなったが、一連のジャニーズ問題をめぐりファンの間では現在でも禍根が残っているようだ。

NHKと旧ジャニーズ事務所、およびSTARTO社をめぐっては、’23年にジャニー喜多川氏の性加害問題が表出。以降NHKは同社所属タレントの新規起用を見合わせていた。

「同社のタレントについては番組から降板させたり番組自体を終了させたりと、NHKは厳しい対応を続けていました。’23年の『紅白』は同社のタレントの出場はゼロ。’24年10月にはSTARO社のタレントの起用再開が発表されたものの、NHKとSTARTO社の交渉は難航して、またしても出場はゼロでした」（スポーツ紙記者）

今年はSTARTO社からキンプリのみが出場することになったが、ファンは必ずしもうれしさばかりではないようで……。前出のスポーツ紙記者は言う。

「過去にジャニー氏からの性被害を受けたという人の告白が複数のメディアで報じられるなか、ひときわ注目されたのがNHKの報道でした。’02年秋、東京・渋谷のNHK放送センター内のトイレでジャニー氏から性被害にあったという男性の証言を報じたものです。テレビ局内でも性加害があったとする内容は世間に大きな衝撃を与えました。

ところがのちに、男性が被害にあったと申告した時期はジャニー氏は海外にいたとSMILE-UP.が主張し、男性に対し補償義務がないことの確認を求め提訴。男性側は同社側の請求を受け入れ、訴訟は終結しました。しかし、NHKは男性の証言の信ぴょう性を強調しながら、時期は’01年である可能性があるとして報道を修正するなどしました。

STARTO社に厳しい措置を取り続けたうえに報道を“修正”した経緯などから、STARTO社のタレントを応援するファンのなかには現在でもNHKに嫌悪感を抱く人は少なくありません」

そんななかでキンプリに『紅白』出場オファーを出していたNHK。X上では次のような声が上がっている。

《キンプリが紅白出るのか 2人のことは好きだけど、すごくファンって訳じゃないから偉そうには言えないが… NHKには出なくてもいいんじゃないかなぁとは思うね NHKもどのツラ下げて出演依頼してんだよとも思うし まあ決まったもんは仕方ないのかな》

《NHKさん、あの話題に触れないでSTARTOにオファーかけるのは厚顔無恥にも程がある 制作の人たちは上とは違うかもだけどそこは局を代表してどこかから公式に謝罪してもらわないと》

キンプリにとって今年の『紅白』は2人体制になってはじめて。

事務所とNHKの複雑な関係を理解しつつも、髙橋海人（26）は『自分たちが成長した姿を見せられたら』とコメント。大舞台に立つ喜びも感じているのだろうが、ファンの思いは複雑だ。