就活生にフジテレビが人気で昨年より増えてるべ、中居騒動があったのになんでだべ？

人事も驚く応募者数

人気タレントの中居正広（52歳）と元女性アナウンサーのトラブルが経営問題にまで波及したフジテレビ。いまや好感度は地に墜ち、視聴者離れが止まらない。

しかし、そんな危機状況下にもかかわらず、同局の「採用活動」はいたって順調なのだという。

「来年4月に入社する社員は今年1月に、アナウンサーは昨年9月にそれぞれ応募を締め切った学生です。そのため、今回のフジテレビショックの影響が反映されるのは2027年度入社の学生ということになるんですが……」（フジテレビ関係者）
フジテレビは2027年度入社の採用に向けて、営業やコンテンツビジネス部門を除く部署で学生のインターンシップを6月締め切りで募集した。すると、フジの人事担当者も驚くほどの応募があったという。

「例年3000人弱の応募ですが、今回は4000人近い応募があった。その内訳はアナウンサー、ドラマ、バラエティー、情報・報道、技術・ITの5部門です。間もなく募集を始める営業やコンテンツビジネスを加えると5000人を超えるかもしれません」（フジテレビ・人事関係者）

さらに局内の注目を集めているのが、例年1月に締め切られる2027年4月期入社の本採用試験だ。例年3万人近い学生が志願するが……。

「このペースだと4万人近い学生が集まるかもしれない。人気の日テレやテレ朝の5万人には及びませんが、いい意味で予想を裏切るニュースです」（フジ幹部）
つ目の理由は、中居問題を契機に就業内容が改善されたことだという。就活専門誌関係者が証言する。

「ハラスメントは今回の騒動によって一掃されるでしょう。学生たちも、むしろフジは今後ホワイトになると期待しているんです」

そして三つ目の理由は……学生たちが「フジテレビは競争倍率が低い」と予想したからだという。

「今回のフジショックで志願者が激減すると見込んでいたんです。しかし皮肉にも、同じように考える学生が多く、むしろ倍率が上がってしまったというわけです」（同前）

フジテレビは優秀な社員を確保できるか。
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