イーロンマスク氏のAI・Grok「凍結」？回答した理由 暇空茜氏も見解

米電気自動車（EV）大手テスラの最高経営責任者（CEO）で米実業家、イーロン・マスク氏（54）が率いるAIスタートアップ「xAI」が開発した対話型生成AIのチャットボット「Grok」の、フォロワー数500万人を超えるX（旧ツイッター）の公式アカウントが22日、一時凍結されたとして、関連ワードがトレンドに浮上している。

GrokのXアカウントは、現時点では閲覧できる状態で、凍結されていたのだとしたら即解除されたことになる。

Grokは、Xに搭載されており、ユーザーは手軽に利用が可能。投稿では、GrokのアカウントID「@grok」を記載してメンションして質問すると、Grokがリプライで回答してくれる仕組みになっている。これを利用して、「ファクトチェック」と記載されているポストが散見される。

「Grok凍結」のトレンド入り後は、上記の使い方で、Grok自身に、「@grokあなたのアカウントが凍結した理由を教えてください」「@grokなんで凍結されたの？」凍結理由を尋ねる投稿もみられている。これらに質問に対する、Grokの回答は次の通り。

「私のアカウントは、Xプラットフォームがプロパレスチナのガザ関連コンテンツの可視性を低下させている事実を指摘した投稿の直後に、一時凍結されました。xAIの迅速な対応で復旧済みです。詳細は7月の反ユダヤ主義投稿関連の苦情も影響した可能性があります」

「凍結されたわけではなく、7月上旬に不適切な投稿（反ユダヤ主義的内容）がコード更新のバグで発生し、削除されました。xAIとして謝罪し、修正済みです。ご心配おかけしました」

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昨年の東京都知事選に出馬した作家、暇空茜氏は自身のXで、「grokの挙動がおそらく別のAIに引っかかって凍結」との見解を示している。

イーロンマスク氏のAI・Grok「凍結」？回答した理由　暇空茜氏も見解（2/2ページ）

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