松本人志、ガチで終わりそう

　専門家は松本側の訴状をどう読んだのか。

「はっきり言って、この訴状だけを見ても、いったい何が事実だったのかがよく分かりませんね」

　そう語るのは“無罪請負人”の異名をもつ弘中惇一郎弁護士だ。これまで名誉毀損の訴訟を数多く手がける弘中氏は、代理人として小誌を訴えた経験もある。

「通常、訴状には何が事実で、何が虚偽なのかを書くものですが、この訴状にはそれが一切書かれていない。（松本が）女性たちと性的関係に至ったのかどうかも説明しておらず、強い違和感を覚えます」（同前）

（中略）

　「同意の有無」に関しても、この訴状には些か問題があるという。弘中弁護士が続けて指摘する。

「仮に、相手の女性が心から同意したのであれば、そうなった流れを訴状に記述するべきでしょう。現在の考え方は、脅したり暴力をふるったりしなくても、立場を利用して同意なく性行為を行えばそれだけでアウトです」

　だが、訴状では〈「性的行為を強要した」というレッテルが貼られた〉と主張するばかりで、具体的な反論はない。それゆえ、「全体的に問題提起の仕方が古くて今の常識に反しており、昔の強姦罪的なイメージで訴状が作られている感じがします」（同前）。

　性暴力被害を訴えたジャーナリスト・伊藤詩織さんの代理人を務めた佃克彦弁護士もこう解説する。

「松本氏とA子さんは飲み会のあった日が初対面。これが事実だとすれば、裁判ではこの1席でどうやって同意を得るまでに至ったのかを、常識人が納得できる形で説明しなければならないでしょう」

　だが、ホテルのベッドルームは密室であり、第三者の目撃証言もない。

「“証拠”は女性と松本氏の供述しかないが、そこから、どちらの話に整合性があるかや、文春が女性たちの話を信じたことの合理性を裁判官が判断することになる。客観的にみて、松本氏側にとって厳しい戦いが予想されます」（同前）

（中略）

　前出の弘中弁護士は次のように疑問を呈する。

「原告の経済的損害や休業損害を含めての5億円ならまだ理解できますが、純粋な慰謝料としてはあり得ない金額です。慰謝料というのは、殺人事件の遺族であっても3000万円から5000万円が相場。桁を間違えているんじゃないでしょうか」

　佃弁護士も断言する。

「この金額は相場に照らせば過大。単に社会に対してアピールするためだけに出した金額で、たとえ松本氏側が勝訴したとしても、認められる確率はゼロパーセントです」

（中略）

　A子さんが続ける。

「訴状を読み、松本さんが全く反省していないことが分かり、改めて“勇気を出して告発してよかった”と強く感じています。裁判所からの要請があれば、松本さんから受けた性被害について、しっかりと証言したいと思います」

　松本から同様の被害を受けたB子さんも言う。

「私が文春に話したことは、嘘偽りのない事実です。あとはそれを第三者が客観的に見てどう思うか。裁判官なり、読者の方に判断して頂ければと思っています」
https://bunshun.jp/denshiban/articles/b8062

テレビを使った詐欺師

相手ジジイよ

だから松本側は印象操作だとして訴えた

文春てちゃんとA子さんとやらを出廷させられるかがまず第一関門なんだが。