【紅白リハ】YOSHIKIがHEATHさん思い涙ぐむ「仲間たちと一緒に届けられれば」

【紅白リハ】YOSHIKIがHEATHさん思い涙ぐむ「仲間たちと一緒に届けられれば」（日刊スポーツ） – Yahoo!ニュース
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12/30(土) 17:52配信

＜第74回NHK紅白歌合戦リハーサル＞◇30日◇NHKホール

　X JAPANのYOSHIKIは、盟友たちとともに想いを届けるスペシャルステージを披露する。会見では今年を振り返り、涙ぐむ場面もあった。

　精力的に活動してきた1年について、「去年母が亡くなってからずっと、物思いにふける時間をわざとなくしたのかなと。忙しいことによって、悲しみたくないというか。でも忙しいにもほどがあるなってくらい」と苦笑した。「こうして活動させていただいて感謝していますし、記念に残るのはチャイニーズシアター。ちなみに、1月9日に完成セレモニーが決まりました」と明かした。

　今年は9月に初監督を務めた自身の音楽ドキュメンタリー映画「YOSHIKI：UNDER THE SKY」が公開。ワールドツアーでは米ドルビーシアターやカーネギーホールなどで公演。日本人として初めてハリウッドのチャイニーズシアターに手形と足形を刻んだ。

　10月29日にX JAPANのベーシスト、HEATHさんが死去した。「自分としては、やっとツアーも達成して頑張ったなって思えた瞬間に、XのメンバーのHEATHが、旅だってしまって…自分はニューヨークにいたんですけど」と回想。「そこから頭が真っ白になってしまいまして。とりあえず今日この瞬間までスケジュールをなんとか頑張ってこなしている。まあそういった思いを、明日、仲間たちと一緒に、届けられればと思います」と声を震わせて、上を向いて涙ぐんだ。

　年末恒例の「今年の漢字」を聞かれ、「百字くらいあっても足りない気がするんですけど…」と前置きしつつ、「泣」と答えた。「たくさん泣いた、今年は。ハリウッドでも感慨深くて、それはうれし涙で。HEATHの件もそうだし。来年は、それを笑いにできるように」と願った。

　YOSHIKIのマネジメントなどを行うジャパンミュージックエージェンシーは今月28日、週刊誌「女性セブン」などに掲載された記事が名誉・信用を毀損（きそん）するものであったなどとして、小学館に対し1億1000万円の損害賠償と謝罪広告を求める訴訟を提起したことを発表。YOSHIKIも29日に「遺族の気持ちを考えると、もう、戦わないというチョイスはない」などと決意をつづっていた。

　会見であらためて訴訟に聞かれ、YOSHIKIは「弁護士の方々に言われているので。訴状を見ていただければと思います」と答えるにとどめた。

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