ダウンタウンが関西万博の公式アンバサダーを退任

来月（４月）開幕する大阪・関西万博のアンバサダーを務めている人気お笑いコンビ「ダウンタウン」の２人について、所属事務所などは活動休止中のため、アンバサダーを退任すると発表しました。

これは所属する吉本興業と日本国際博覧会協会が３月３１日、発表したものです。
それぞれの発表によりますと、「ダウンタウン」の松本人志さんと浜田雅功さんの２人は、４月１３日に開幕する大阪・関西万博のアンバサダーを務めていましたが、いずれも活動休止中のため、吉本興業から協会に辞退の申し出があり、協会が退任を承諾したということです。
ダウンタウンは松本さんが性的な被害を受けたとする女性の証言が一部週刊誌に掲載されたことを受け、裁判に注力したいなどとして、去年（２０２４年）１月、活動の休止を発表していました。
浜田さんも３月１０日から体調不良のため一時休養しています。
吉本興業は「引き続き、大阪・関西万博の盛り上げに向けて尽力してまいります」とコメントしています。
また、日本国際博覧会協会は「ダウンタウンのお二人には、大阪・関西万博の誘致以来、ご貢献いただいてきたことに厚く感謝申し上げます」とコメントしています。

【大阪知事「感謝している」】
大阪府の吉村知事は、府庁で記者団に対し「２人とも休養に入っているので、アンバサダーを退任したいと申し出があった。万博の誘致の時からアンバサダーとして応援してもらっていたので、本当に感謝している。しっかり休養してほしい」と述べました。

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20250331/2000092872.html