『テレ東ミュージックフェス』、新MCは南海キャンディーズ！　広末涼子も国分太一も昨年降板…　新MCに「人選ミス」との声も

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昨年は広末涼子も国分太一も降板…今年のテレ東「ミュージックフェス」新MCに業界が注目する理由

　テレビ東京は6月26日、「テレ東ミュージックフェス2024夏～昭和の常識は…令和の非常識！　ヤバい昭和の超名曲vs令和ヒット曲100連発（仮）～」を放送する。

　開局60周年を記念した番組で、緑黄色社会やヤングスキニーといった旬のアーチストだけでなく、近藤真彦や大黒摩季といった往年の人気歌手が出演することでも話題になっている。

　だが、テレビ業界の中では「MCが南海キャンディーズの2人」という点が最も注目を集めているのだ。民放キー局でバラエティ番組の制作を担当するスタッフが言う。

「テレ東の音楽特番と言えば、国分太一さんと広末涼子さんのMCが人気を集めていました。ところが広末さんは昨年の6月に不倫騒動で降板し、国分さんは昨年11月にジャニーズ事務所の性加害問題で降板していました。その2人に代わる番組の顔を南海キャンディーズが務めるわけで、SNSなどでは早くも『人選ミス』と不安視する声が投稿されています」

　実は南海キャンディーズ、テレビ東京が火曜の午前2時50分から放送している音楽番組「プレミアMelodiX！」でMCを務めている。

「『プレミアMelodiX！』は2006年から始まった番組ですから、場数は充分に踏んでいます。さらに山里亮太さんはMCとして多くの番組に出演し、テレビ業界では人気と実力を認められています。山崎静代さんと2人でテレ東の記念番組を司会進行するのは、きっとプラスに働くはずです」（同・スタッフ）

　ところがテレビ業界で人気と実力を認められているのは事実なのだが、山里は「視聴率を持っていない」との指摘も多い。

山里の“不買運動”

　デイリー新潮は昨年11月、「『DayDay.』　MC『山里亮太』が遅い夏休みを取ったら首筋が寒くなったワケ」との記事を配信した。

　日本テレビでは平日の午前9時から、情報番組の「DayDay.」を放送している。山里は武田真一アナと共にMCを務めているが、10月27日（金）から31日（火）まで遅い夏休みを取ったところ、視聴率が上向いてしまったという記事内容だった。

「DayDay.のコア視聴率（13～49歳の個人視聴）は好調なのですが、それは武田アナのおかげであり、むしろ山里さんは主婦層に嫌われているという指摘が少なくないのです。ネットメディアの中には『降板の危機』と報じたところもありました。実際、テレビ業界の中でも『本当に山ちゃんはMCで人気があるのか？　音楽番組のMCでいいのか？』と驚いているスタッフはいます」（同・スタッフ）

　視聴者でもスタッフでも賛否両論なのは、やはり山里の“芸風”が大きな影響を与えているという。

「もともと山里さんは毒を吐く意地悪な芸風で人気を獲得しました。“ヒール役”で人気者になったはずなのに、トーク回しの上手さが評価されてMCとして活躍すると、どうしても“いい人”としての出演が多くなります。それに違和感を持つ視聴者やテレビ関係者が少なくないのでしょう」（同・スタッフ）

　まして今回は「『テレ東音楽祭』のMCといえば国分太一」というイメージが強い中での起用となった。山里へ吹く“逆風”は普段以上に強くなってしまう。

「芸人の山里さんを起用したことでSNSでの批判が増えているのは間違いないでしょう。そもそもMCとして“いい人キャラ”で活躍する山里さんに対し、『芸人としての立ち位置を勘違いしている』と批判する視聴者はかなりの数に達します。結果、ネット上で山里さんの“不買運動”が呼びかけられています。山里さんが出演する番組は見ないようにしようというわけです。テレ東の音楽番組で山里さんがどのようなMCぶりを見せるのか、そして視聴率はどうなるのか、多くの業界関係者が注目しています」（同・スタッフ）