NTTドコモ、吉本興業とタッグを組んでエンタメ事業に進出。2025年度までに売上高100億円を目指す

NTTドコモが吉本興業ホールディングス（HD）と組んでエンターテインメント事業の拡大を目指す。吉本のコンテンツ制作のノウハウを生かし、海外展開を視野に入れた知的財産（IP）ビジネスを広げる。スポーツやミュージカルの興行にも乗り出し、2025年度までに売上高100億円を目指す。

ドコモの前田義晃副社長と吉本興業HDの岡本昭彦社長が取材に応じた。5月には吉本興業HD傘下で映像制作などを手がける会社が、ドコモを引受先とする第三者割当増資を実施した。ドコモが66.64%を出資し、社名を「NTTドコモ・スタジオ&ライブ」に変更した。映像事業とライブ事業を軸にアーティスト育成にも取り組む。

前田副社長は吉本とタッグを組んだ理由について「（吉本は）ファンとどう直接つながるかを重視し、幅広いジャンルでコンテンツを展開している」と述べた。

特にコンテンツ制作への期待は高い。ドコモは4月に「dTV」として展開してきた動画配信サービスを「Lemino（レミノ）」に刷新した。動画配信市場では10社以上が乱立し、米ネットフリックスや米アマゾン・ドット・コムが先行する。外資勢が独自作品の強化で会員獲得につなげるなか、視聴者をひき付けるコンテンツは不可欠になる。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC267PD0W3A021C2000000/

海外展開（笑）
まだネトフリと組んだ方が未来あるだろ