ビートたけし「ミキの漫才、何が面白えんだ、言ってることが一つも面白くないけどな」

　ことの発端は8日深夜放送のTBSラジオ「おぎやはぎのメガネびいき」。「THE　MANZAI」にも出演していた「おぎやはぎ」（小木博明、矢作兼）が、「たけしさんがすげえ今回、けなした人が1人（1組）いた」「『何が面白えんだ、これ』みたいな。『言ってることが一つも面白くないけどな』って急に。もう笑っちゃってさ」などと暴露していた。

　この放送では肝心のコンビ名は伏せられていた。しかし、22日深夜放送の同ラジオで、矢作がプライベートの食事の席で「ミキ」の昴生と偶然出くわしたと報告。

　顔を見るなり昴生は「言ったでしょ俺たちのこと！」「あんなに言うんだったら名前出してくれたっていいでしょ！」「みんなに言われますよ、『お前たちだ』って！」と激しく怒りを吐露したという。

　どうやら「THE　MANZAI」と関係がありそうだが、この日も「分かんないけど。知りたいんだよ、昴生が怒ってる理由」（矢作）、「何の話だっつうの」（小木）とすっとぼけ続けた。

　一方、当の昴生は、同時間帯に放送されたニッポン放送「ナインティナインのオールナイトニッポン」にたまたまゲスト出演。

「THE　MANZAI」でMCを務めた「ナインティナイン」（岡村隆史、矢部浩之）が、ミキのネタのあとたけしにコメントを求めたところ「うるせえだけで、面白くなかったな」と一喝されたといい、「ナインティナインは助けてくれなかった！　THE　MANZAIのときに助けてくれなかったんだ！」「かわいい吉本の後輩を見捨てるような先輩や」とやっぱり怒りをあらわにしていた。

　たけしが〝酷評〟した相手はミキで確定のようだが、岡村は「すまん。あの時はもう返す言葉もなかった」「俺の中では、もうホンマ『ミキ、すまん』と。『ここで死んどいてくれ』と。『このまま収録は進んでいく』と。次のネタに行ったほうがええと思って」と釈明していた。