元女子アナYouTuberが「覚悟しときな」…　殺害予告犯は即謝罪するもタダでは済まない法的根拠　「水面下で逮捕に向けて動いて参ります」

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元女子アナYouTuberが「覚悟しときな」…殺害予告犯は即謝罪するもタダでは済まない法的根拠

水面下で逮捕に向けて動いて参ります

　元女子アナウンサーでYouTuberの青木歌音が、Xで殺害予告をしてきた人物へ“宣戦布告”した。

青木は２月８日、あるXユーザーから、

《青木歌音を２月９日午後３時５分に56す　家を放火して56す》と書き込まれた。

それを引用する形で《はい、犯罪です。警察に即通報します》と投稿。

続けて、《先ほど警察署の方が家に調査に来ました。今後の動きは警察の方から口外を止められてるので水面下で逮捕に向けて動いて参ります》

とポストしたところ、殺害予告をしたアカウントと同じIDのユーザーが、《青木歌音さんへ　殺害予告したの俺やけど許してな　冗談ですやんw》と投稿。

これに対し青木は《へぇ、まぁとりあえず私に喧嘩売ったならそれ相応の報復が待ってるから覚悟しときな。大変な事になるから待ってて》と宣言したのである。

◆「冗談だ」と言い訳しても、後の祭り

　“犯人”は冗談だとしたが、実行の時間まで指定された殺害予告ということで青木も警戒していたようで、

《【生存報告】犯人からの犯行予告15時05分は何事も起きず無事生きてます。しばらくは公共交通機関を利用せず車で移動し命優先で行動して参ります》と無事を報告した。

　このユーザーのアカウントは先月に作成されたもので、過去の投稿を遡っていくと、驚くべきことに青木以外にも複数の人物に殺害予告や爆破予告を連続して行っていた。たとえば公認会計士で「減税党」党首のさとうさおり氏には、

《２月９日午後３時５分にさとうさおりを56す　家を放火して56す　家にいなくても誘拐して56す》と青木とほぼ同じ内容の殺害予告をしている。

さとう氏も110番通報したようで、この問題ユーザーは、《政治家のさとうさおりさんへ　殺害予告したのは僕です　冗談ですやんw　許してなw》と、やはり“冗談”という言い訳をしている。

　その他にも、鹿児島大学、へずまりゅう、実業家などに殺害予告を行い、それを自慢するようにメッセージ送信画面のスクショをアップしていた。「冗談では済まされない」と森實法律事務所の森實健太弁護士は呆れる。

「これらの行為は脅迫罪《２年以下の拘禁刑又は30万円以下の罰金》、被害を受けた方が業務を妨害されていれば威力業務妨害罪《３年以下の拘禁刑又は50万円以下の罰金》にあたる可能性があります。被害届が出ているのであれば、警察はすでに捜査に乗り出していると思われます。冗談だと言い訳しても、後の祭りでしょう」

　殺害予告を受けた側は“冗談”では済まされないほどの恐怖を味わい、業務に支障をきたしたことは間違いない。しっかりと法の裁きが下るだろう。無法者を野放しにしてはいけない。

飛ばし携帯使ってて捕まらない奴ぽいｗ