安藤和津、７６歳の女優デビュー「この年齢で新しい仕事できる幸せ」　１６日開幕の朗読劇「動機」出演

安藤和津、７６歳の女優デビュー「この年齢で新しい仕事できる幸せ」　１６日開幕の朗読劇「動機」出演
3/7(木) 5:00 スポーツ報知
https://hochi.news/articles/20240306-OHT1T51205.html
新たなチャレンジに意欲を見せる安藤和津

　エッセイストでコメンテーターの安藤和津（７６）が、１６日開幕の朗読劇「動機」（１８日まで、東京・六本木トリコロールシアター）で女優デビューを飾る。このほど取材に応じ、新たな挑戦に至った背景や心境を語った。

　過去に何度も朗読劇中心に出演依頼はあったそうだが「私は裏方なので」と断ってきた。それが心変わりしたという。「この年齢で新しいお仕事ができる幸せ。ドキドキするじゃない？　７０代はガラクタになるかそうでなくなるかの時期と思うから」とし「１０年間の母の介護とその後１０年間のうつの症状。２０年間を取り戻したい。周囲に何か言われても、自分の人生を生きてみたいと思って」。

　「動機」はフランスの劇作家ギィ・フォワシィの代表作のひとつ。セレブの夫人（安藤）とその彼女に拘束される平凡な主婦（花束ゆめ）の２人が“動機”を語る中で、衝撃的な結末を迎える。演出の白樹栞氏は「安藤さんの役はとにかく“こわい女”。これ以上ない配役で、才能を感じます」。

　出演はもちろん家族にも伝えた。夫の奥田瑛二（７３）は「そう、よかったね」といい、娘２人は「よかったじゃん」。驚くほど淡泊な反応だ。「娘（安藤サクラ）と比較されると困る。彼女に申し訳ないから。観劇も恥ずかしがって黙って来るんじゃないかな。でも誰もいつ見に来るとか聞かないのよ～」

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