探偵！ナイトスクープ「松本人志局長」の収録分は放送へ　2月からは代理設置

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探偵！ナイトスクープ「松本人志局長」の収録分は放送へ　２月からは代理設置

　活動を休止したお笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さんが局長（司会）を務めるバラエティー番組「探偵！ナイトスクープ」について、制作する朝日放送テレビ（大阪市）の山本晋也社長は22日の記者会見で、収録済みで松本さんが出演している1月26日分はそのまま放送し、未収録の2月以降は局長の代理を立てる方針を明らかにした。代理は2月2日が間寛平さん、9日は竹山隆範さんが務める。

　同局は松本さんが休止を表明して以降の1月12、19の両日、収録済みの番組を通常通り放送した。山本社長は「視聴者から否定的な意見もあった」と明かした上で、26日の放送については「視聴者の依頼に支えられている番組。依頼にお応えしたものは放送したい」と理解を求めた。

　松本さんを巡っては、週刊文春が昨年、女性に性的行為を強要したとする疑惑を報道。吉本興業は事実関係を否定し、松本さんは裁判に注力したいとして、活動休止を発表した。裁判によって活動休止が長期化した場合について、山本社長は「状況を見ながら対応を考えないといけない」とした。

　「ナイトスクープ」は、視聴者から寄せられた疑問を「探偵」たちが調査するという昭和63年スタートの長寿番組。初代局長は上岡龍太郎さんで、平成13年からは俳優、西田敏行さんが務め、松本さんはその後任として令和元年に就任した。