登校したら有名人になった件

そして夏休み前の6月、期末テストが近づいてきたということで重い腰を上げて登校することにした。

約2年ぶりの快挙である。

しかし、登校したら思いがけない自体が起きたので、それについて今日は語っていこうと思う。

俺:高校三年生
顔:中の中の下
身長:168
体重:57
勉強はできる方だが運動は苦手
趣味がないので勉強しかしない

まずいじめについて。
いじめは今どきこんなことするか？というくらい古典的ないじめだった。
（靴隠す、ノートに落書き、悪口、度が過ぎたいじり…etc）
これならまだ耐えられるが、だんだんエスカレートしていき、弁当を捨てたり、教科書を破ったりなど、行為が激しくなってきた。

うちは共働きで、弁当は自分で作るか近所のコンビニで買ってから行っていたので、かなりムカついた。

ついに実害が出たのである。
バトミントンの山田とサッカー部の半田と南の3人にリンチにされた。
右足と左手の人差し指を骨折する大怪我を負った。

こいつらはスポーツが強く、プロ選手になる可能性があり、半田に至ってはスカウトまで来ていたため、学校側は見て見ぬふり。

教育委員会に電話をすることも考えたが、大事にしたくない俺は、不本意ではあるものの、泣き寝入りすることにした。

そこからはテストや重要なものがある度に別室で行うように学校側に諮ってもらった。

クラスのみんなにはそこから全く顔を合わせなくなった。

学校でやっていない分の勉強を家でやっていた為、学校に行っている人と学力はあまり変わらず、むしろちょっと頭が良かった。

ここで俺の頭にとある事がよぎる。

俺は高校三年生。高校最後のテストを一人でやるのは悲しいな、と。
｢そもそも不登校になったのはあいつらのせいだ！｣
｢何故こっちが我慢しなければいけないんだ！｣
というあいつらに対してのやるせない怒りを勝手に膨らませた。

やっと考えた策が、
"期末テストで学年1位をとる"
ことだった。

あいつらへの怒りを原動力に、シャーペン消しゴム赤ペンをフル稼働させ、一日約15時間の勉強をした。

そして期末テスト当日…

いつもの来客用玄関ではなく、学生用昇降口から。

場所は変わっているが、なにか懐かしさを感じる教室入口。

ガラガラ…

拍手が終わると、クラス中の人がこちらに寄ってきた。
「久しぶりに見た」「何をやってたの？」「心配してたよ」「太ったな」
色々な声が聞けた。時々小馬鹿にされたが。

ほとぼりが冷め、ホームルームが始まる。

先生が入る。

点呼が始まる。

先生「えー…俺君は今日m…」

俺「はい、います」

先生、仰天wwwww

ここまで山田はずっとムスッとしてる（半田は別クラス）

テストが返された。
国語→93点
数学→89点
社会→100点
理科→91点
英語→90点
合計463点
残念ながら学年1位は取れなかったものの、学年3位になることが出来た。（社会は学年1位だった）

半田は70くらい、山田は60くらいらしい。
ざまあwwwwww

半田や山田は俺が有名人になったことで絡みにくくなったので、いじめてこなくなった。（いじめるのが飽きたのかも）

そこから毎日しっかり学校に通い、高校三年生3学期の中間テストでは学年1位をとる事ができました！

長くなってしまい申し訳ありません。
語彙力ないから読みにくくなってしまいました。
ここまで見てくれてありがとうございました！