人気落語家の柳亭小痴楽と蝶花楼桃花の2人が「深夜寄席」の毎週末開催に向けて動き出した。
深夜寄席は2つ目の噺家たちが芸を磨く場。かつては週1回開催されていたが、コロナ禍などを経て現在は月1回に減少してしまっている。
小痴楽は「僕にとって深夜寄席はお客さんに『この人は面白い!』と思ってもらうための場所、自分の存在を世間に知らしめる場所でした。僕らが2つ目だった頃は『タイガー&ドラゴン』(2005年放送のドラマ)の後で寄席自体の人気が高く、深夜寄席もお客さんが200人、300人、400人と入って盛り上がっていました。その場所で自分がどうしたらお客さんに面白いと思ってもらえるのか?必死にやって、メンタル面でも勉強になりました。深夜寄席はとにかく大事な場所です」と語る。
2つ目の後輩たちのためにまず動いたのは桃花だった。そこには「自分が真打ちになって落語界のことを考えるようになった。私が先輩方にやって頂いたことを後輩たちに返さなければいけない。それで落語界が盛り上がれば結局自分に返ってくる」という思いがある。その思いは「早朝寄席」復活に尽力して今年2月に実現に至ったことで既に具現化している。
小痴楽は「2つ目の子たちはもっと出番がほしいが、どうしたらいいか分からない。そんな時、桃花さんが『じゃあ、私が話してみる』と動いてくれた。それで『桃花さんがそこまでやってくれるなら…』と2つ目の子たちも自分たちで考えるようになる。今が勝負どころです」と話す。
2005年入門の小痴楽は落語芸術協会所属。06年入門の桃花は落語協会所属。異なる協会の2人、人気者の2人が力を合わせて寄席に新たな潮流を生み出す意味は大きい。
深夜寄席の毎週末開催に向けて、8月の土曜日に3週連続で「落語芸術協会ナイト」「落語協会ナイト」「春風亭一花卒業公演」が東京・新宿末廣亭で開催される。いずれも開演は午後9時で、終演は午後10時30分の予定。入場料は1500円。
15日の落語芸術協会ナイトは主任が小痴楽で、ゲストが桂宮治、2つ目の出演は三遊亭花金と柳亭信楽。22日の落語協会ナイトは主任が桃花で、ゲストが春風亭一之輔、2つ目の出演は金原亭馬太郎と入船亭扇太。29日の一花卒業公演は真打ち昇進が決まった一花のほか、桃月庵こはく、春風亭いっ休、柳家小もんが出演する。
桃花は「企画を連続でやって、まず深夜寄席を多くの人たちに認知してもらいたいと考えました。『笑点』メンバーである、両協会の大スター2人を呼んで、2つ目にきちんと高座を努めてもらい、楽しい会にしたいと思っています」と話す。
さらに9月から東京・池袋演芸場でも深夜寄席が開催される予定だ。
桃花は「池袋演芸場さんに相談したら『月1回ならば』ということで了承を得ました。『今週は末廣、来週は池袋』と常に深夜寄席があるようにしたい」と説明する。
小痴楽は「実績を作れば以前のように毎週できるかもしれない。まずは火だねがほしかった」と補足する。
きっかけは2人が作った。しかし、深夜寄席を続けて行くのは、あくまでも、2つ目の噺家たちだ。
小痴楽は「寄席でしか得られない経験値があります。2つ目の子たちが自分で小屋を借りて毎日やったとしても井の中の蛙になってしまう。自分のことを知っている人たちの前でやる芸はどんどん小さくなってしまう。自分を見に来たわけではない人たちの前でやることが大事なんです。深夜寄席を、自分が緊張する仕事のひとつにしてほしい。僕自身、深夜寄席で認知してもらったという思いがあって、最近も電車の改札ですれ違った若者に『あ!』と言われて『何?俺のこと知ってんの?なんで知ったの?』と聞いたら『深夜寄席』という答えが返ってきました」と語る。
桃花は「寄席でトリを取る経験は特別です。2つ目の時代に寄席でトリを取ることは基本的にありません。その経験ができるのが深夜寄席です」と話す。
出る側だけではなく、見る側にも楽しみがある。
桃花は「深夜寄席には4人出演します。例えばそのうちの1人が自分の推しの人だとすれば、違う3人も見ることができます。ショーケースのような機能があって、寄席の初心者の方々にもお勧めできます」と語る。
小痴楽は「寄席の夜席を途中からしか見られないような忙しい人でも深夜寄席なら最初から見ることができます。時間も値段も、寄席より敷居が低いです」と説明する。
この一歩は現在の落語の発展につながる。2人が生み出した新たな潮流から目が離せない。
スポニチ[ 2026年7月24日 09:00 ]
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2026/07/24/articles/20260724s00041000074000c.html
それでも長く見ていればわかることではあるが
結局上の連中の面子なんだろうな
新宿だったらロフトワンプラスでやりなよ
既存の寄席でやらせたいから始まったことだからなあ
運営も一部を若手落語家が担当すればいいだよ。
以前はそうしていたし。
高齢者しか行かないからか
タイパだなんちゃら世代には厳しいだろう
ワイは鈴々舎美馬ちゃん
馬風ちゃんではなくて?
東出がやらかして番組終わっちゃったけど



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