これから森高千里聞くからおすすめ教えろ

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ヒーロー大谷、漫画超え　「盗塁、考えつかない　実録物を」「野球の原風景」

大リーグでの投手と打者の二刀流、日本選手の１シーズンの本塁打記録更新と、まるで「漫画のようだ」と言われるエンゼルスの大谷翔平選手。野球漫画の作り手たちからも驚きの声があがる。

　お金に注目し、野球選手を描く漫画「グラゼニ」の原作者、森高夕次さんは「日本ハムのころ、ＤＨを解除して１番投手として先頭打者ホームランを打ったとき、『漫画だな』と。大リーグでもＤＨ制を解除して投手に入ったり、マウンドをおりてから野手として守備についたりしました。大谷選手は『走』も含めて三刀流。漫画家も二刀流までは想像がつくかもしれませんが、盗塁するところまでは考えないと思う。２０年後に『大谷物語』を誰かが漫画で描いたら面白いと思います。大谷選手には『実録物』の迫力がある」と語った。

　主人公が大リーグで活躍する「ＭＡＪＯＲ」の作者、満田拓也さんは次のようなコメントを寄せた。

　「去年一昨年とケガのせいで少し足踏みして心配してましたがついに爆発してくれましたね。よく『漫画の世界だ』『いや漫画でこんな選手を描いたら担当編集にボツにされる』……等々言われますが正（まさ）にその通り。大谷選手の異次元の活躍は創作物じゃとても太刀打ちできません（笑）。そして何より大谷選手の魅力は打って走って投げるという野球のすべてを楽しそうにプレーする野球の原風景を思い起こさせるスタイルにあると思います。オールスターと後半戦も楽しみにしています」