おぎやはぎ「ラーメンズ信者ってラーメンズなら何でも笑うの。全然面白いこと言ってないのに」

わかる。ラーメンズって、正直笑った記憶なんてないのにそこそこ人気があってファンがやたら熱心だから、自分がおかしいのかって一瞬思わされたけど、やっぱり大して面白くなかったよね。若い女性って何でも笑うから芸人の実力の本当のところが見えにくくなって、それで勘違いする芸人もいるって昔から言われてるし、むしろ難しい顔して「何がやれんねん」って構えてる男を笑わせる方が芸人としては達成感があるらしいし。
ラーメンズなんかは特に、自称お笑い通みたいなヤツらが必要以上に持ち上げてた印象が強くて、「わかるやつだけ笑えばいい」なんて中二病みたいなスタンスで信者を引き寄せてたよね。誰も笑っていない空気の中で、自分だけが笑ってることで優越感を感じちゃうような、自称センスのある痛い信者。そういう人って「自分は人と違う笑いのツボを持ってます」ってアピールしたいだけで、わざと大きい声で笑ったりするし、結局ラーメンズを笑ってる自分が好きなだけで、ラーメンズ自体のネタは別に面白くもない。何を言っても笑うから、もう宗教の域。
ラーメンズは「シュールを盾に笑いから逃げる」という表現がまさにピッタリで、意味のわからない抽象的な設定を出しては「分かる人だけ分かればいい」なんてカッコつけてるだけにしか見えなかった。なのに否定すると「お前はラーメンズを理解できないからセンスがない」と全肯定で返してくる痛い信者がわんさか湧いて、気味の悪い閉鎖的な空気が漂ってた。あの異様な持ち上げ方はカルトに近くて、傍目から見るとむしろ笑えたくらい。王道でもないし、シュールとしても中途半端だし、天才肌ぶってるだけで天才でも何でもないのに、やたら信者だけは勝手に有難がって盛り上がる。マニアックで尖ってるネタをやる芸人って、やたら「俺にはわかる」みたいな変なプライドを持つ連中が信者化しやすいけど、ラーメンズも完全にその典型だった。結局、何も面白いことを言ってもやってもいないのに、その信者だけが大声で笑って、「笑わないお前らの方がおかしい」みたいな謎のマウンティングをしてくる空気が気持ち悪すぎた。
あの「わかる人にはわかる」という一言で自分たちだけの世界にこもって悦に入る様子は、本当に滑稽だったし、あそこまでいくともう笑いでも芸でもない、ただの信仰だったとすら思う。

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東京五輪失敗の責任を負わされた