NHKが紹介した「野菜せっけん」に指摘殺到「薬機法違反の疑い」も…農家が謝罪「不適切な表現だった」

NHKで放送されている関東地方のローカルニュースワイド「首都圏ネットワーク」で特集された神奈川・横須賀市の「はらくら農園」が公式SNSを通じ、手作りせっけんに関するお詫びを発表した。

4日放送の「首都圏ネットワーク」内「わがまちスター」のコーナーで、農家がこれまで破棄してきた野菜などから生み出した「畑の香りがするせっけん」を取り上げた。

番組公式は「“もったいない精神”で自然の恵みをせっけんに！キャベツのせっけん？！イチゴ、シイタケ、ヒジキ、トウモロコシせっけんも！

農家がこれまで廃棄されてきた野菜などから15種類のせっけんを生み出しました」と紹介していた。

だが、コミュニティノートで「石鹸や化粧品に食物由来の成分を使用することは『経皮感作による食物アレルギー』を誘発する可能性がある」と指摘。

さらに宣伝表現からも「薬機法違反の疑い」の指摘が相次いだ。

「農家が作った野菜のせっけん」を販売していた「はらくら農園」は公式SNSを通じ

「このたび、『農家がつくったせっけん』がNHKの首都圏ネットワークで紹介されたことをきっかけに、多くのご意見をいただいております。

特に、食品由来の成分を使用した石鹸の経皮感作による食物アレルギー誘発など健康リスクを引き起こす可能性について、私たちの認識が甘かったことを深く反省しております」と謝罪。

さらに「また、これまでの発信の中で“肌がすべすべになる”“保湿効果がある”といった表現を使用したことで、あたかも肌への使用を推奨しているかのような印象を与えてしまいました。

この点についても、不適切な表現だったことを真摯に受け止め、深くお詫び申し上げます」と、表現について謝罪した。

また今後の対応について「用途以外の使用を避けるよう注意喚起を徹底し、手袋の使用を推奨するなど、適切な使用方法を明記いたします」

「食品を用いた製品のリスクについて、正しい知識を学び、今後の活動に活かしてまいります」「誤解を招く過去の投稿は削除させていただきます」と発表。

「今回の件で、ご不安やご不快な思いをされた皆様、関係者の皆様に、心よりお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした」と重ねて謝罪した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/36b1f5fc5bdc50ebc7849152dd811d6010b21b38

いやいや…ｗ