【映画】吉沢亮「ババンババンバンバンパイア」公開延期の背景　作中に〝住居無断侵入〟シーン

俳優・吉沢亮が猛省している。

　昨年１２月３０日に酒に酔って自分の部屋ではなく隣室に無断侵入。警察沙汰の騒ぎとなり、所属事務所と吉沢本人が謝罪コメントを発表した。鍵やドアを壊したり、第三者を装うなどの行為はしておらず、住民とは示談済み。それでも代償は大きく、出演していたビールのＣＭなどが契約解除となった。今後、違約金を請求される可能性もある。

　仕事面にも大きな影響が出た。２月１４日に公開予定だった主演映画「ババンババンバンバンパイア」が公開延期に。同作の公式Ｘで「諸般の事情に鑑み、関係各所との協議の結果、公開日を延期することに決定いたしました」と報告し「新たな公開日は、決定次第、映画の公式サイト・公式ＳＮＳにて発表する予定です」とアナウンスした。

　この手の事件が起きると必ず噴出するのが「作品に罪はない」の議論。ＳＮＳ上では「延期する必要あるのか」「他のキャストに迷惑かかる」「公開延期は仕方ない」などの意見が飛んでいるが、今回は〝やむにやまれぬ事情〟があるという。映画関係者の話。

「実は劇中で吉沢さん演じるヴァンパイアが、貴重な血を求めて男性宅に無断侵入するシーンがあるんです。なんという偶然か。さすがにこれはマズイということで、（映画公開の）間隔を空けることになったそうです」

　それでも公開自体はされるというから、ファンはひと安心。吉沢は多方面に迷惑をかけ反省しきりだという。

　一方で前後不覚になるまで泥酔した遠因には多忙ぶりが指摘されている。吉沢を知る芸能プロ関係者は「食事会に同席したことがあるのですが、とにかく忙しいみたいで『あ～また休めない』『休めない、休みたい…』と呪文のようにつぶやいていました。泥酔したのは仕事納め後の年末。ついつい気が緩んでしまった部分もあると思います」と語る。

　まさかこのような形で〝長期休暇〟を得ることになろうとは――。

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